主にラチェットハンドルや、スピンナハンドルのヘッドに取り付けるソケット。ここではソケットの種類やオススメの商品をご紹介します。
ソケット選びのポイント
・3種類の規格

ソケットには差込角の規格があり、主に1/2インチ・3/8インチ・1/4インチなどがあります。使用するラチェットハンドルやインパクトレンチに合った差込角のソケットを選びましょう。
・ミリとインチ

ソケットのサイズにはミリとインチがあり、主に日本車を触るならミリサイズ、外車を触るならインチサイズを揃えましょう。これは使われているボルト・ナットがそのサイズになっているためであり、車・バイク共に言えることです。
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・用途に合った長さを選ぶ

ソケットの長さにはシャローソケット、セミディープソケット、ディープソケットの3種類があります。ボルト・ナットの形状や位置に合わせて使い分けすることで作業効率が上がります。表面のボルト・ナットを回す際はシャローソケットを使用すれば力が伝わりやすいですし、奥まった箇所にある場合はディープソケットが活躍します。
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・6角と12角


ソケットには6角と12角がありそれぞれに良いところがあります。
6角の特徴は、6つの角でボルト・ナットを包むため力が伝わる面積が大きく力がかけやすい一方で、ボルト・ナットにマッチするポイントが6パターンしかないため、スピンナハンドル等を使用する場合に工具がかけづらくなります。
12角は6角よりもボルト・ナットにかけられる位置が多いため、狭い場所でもラチェットを動かしやすく、作業性に優れています。一方で、強い力をかける作業では6角のほうがボルト・ナットとの接触面を確保しやすいため、私は大きなトルクをかける作業では6角を使用しています。
ソケットと組み合わせて使用するラチェットハンドルにも、1/2インチ・3/8インチ・1/4インチなどのサイズがあります。ラチェットハンドルの選び方や、実際に整備で使いやすいモデルについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

インパクトレンチにはインパクト用ソケットを使おう
インパクトレンチでボルトやナットを緩めたり締めたりするときは、通常のソケットではなく、インパクトレンチ対応のソケットを使用することが大切です。
インパクトレンチは、強いトルクだけでなく、回転方向に衝撃を加えながらボルトやナットを回します。
そのため、ハンドツール用の通常ソケットとは用途が異なります。
私自身もインパクトレンチを使うときは、インパクトレンチ用として作られたソケットを使用しています。
私が実際に使っているインパクトレンチ用ソケット
私が実際に使用しているインパクトレンチ用ソケットは、**KTCとSnap-on(スナップオン)**です。
どちらも自動車整備の現場で使用していますが、インパクトレンチを使ったタイヤ交換や整備では、ソケットの耐久性や使いやすさも重要だと感じています。


インパクトレンチとソケットの差込角を合わせる
インパクトレンチ用ソケットを選ぶときは、ソケットの差込角がインパクトレンチと合っているかも確認しましょう。
例えば、3/8インチのインパクトレンチには3/8インチのソケット、1/2インチのインパクトレンチには1/2インチのソケットを使用します。
ここで注意したいのが、「3/8インチ」「1/2インチ」というのはボルトやナットのサイズではなく、インパクトレンチとソケットを接続する部分のサイズだということです。
一方、10mm・12mm・14mm・17mmなどの数字は、ボルトやナットに合うソケットの口径サイズです。
例えば、
1/2インチのインパクトレンチ + 1/2インチのソケット + 17mmのボルト・ナット
という組み合わせで使用します。
インパクトレンチの3/8インチと1/2インチの違いについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。

インパクトレンチ用ソケットを選ぶときの注意点
インパクトレンチ用ソケットを選ぶときは、単純にサイズが合えばいいというわけではありません。
「インパクトレンチ対応」または「インパクト用」と明記されたソケットを選ぶことが重要です。
特に自動車整備では、タイヤ交換などでインパクトレンチを使用する機会が多いため、使用するインパクトレンチに合った差込角とサイズのソケットを用意しておくと便利です。
また、インパクトレンチでの締め付けは、最終的な締め付けトルクを確認するためにトルクレンチを併用することをおすすめします。
私自身も、インパクトレンチはあくまで作業を効率化するための工具として使用し、最終的な締め付けはトルクレンチで確認するようにしています。
オススメのソケットセット
【京都機械工具(KTC)9.5sq.ソケットセット[10コ組]TB310】
工具に興味のある人なら1度は耳にしたことがある「KTC」。迷ったときは「KTC」を買っておけば失敗はしません。これは一番短いシャローソケットの6角タイプ。「KTC」ではその他のセミディープソケット・ディープソケット・12角タイプの設定もあり、プロの整備士の中でも「KTC」で揃えている人も多いはず。私もワンセット持っています。
| 角数 | 6角 |
| 種類 | シャローソケット |
| セット内容 | 7、8、10、11、12、13、14、17、19、22(mm) |

【トネ(TONE) ソケットセット(6角・ホルダー付) HS312 差込角9.5mm(3/8″) 内容12点】
「TONE」は元々トルクレンチなどで有名なメーカーですが、最近では次々と新商品・新デザインの工具を販売していて高品質な商品をリーズナブルな価格で販売しています。D1グランプリのスポンサーもしており、ブースではカッコいい工具が並んでいました。近年「TONE」の名前を目にする機会が増えてきました。
| 角数 | 6角 |
| 種類 | シャローソケット |
| セット内容 | 8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19(mm) |


【スナップオン Snap-on 3/8″ ソケットセット ディープ 6ポイント ミリサイズ 【並行輸入】 212SFSMY】
自動車ディーラーやモーターレースのプロの整備士が絶大な信頼をよせているアメリカの大手工具メーカー。品質・強度共に別格です。私は3/8サイズをメインに使用するのですが、シャローソケットは入社したときに揃えた「KTC」、ディープソケットはSnap-onのこのセットを使用しています。
| 角数 | 6角 |
| 種類 | ディープソケット |
| セット内容 | 8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19(mm) |

【WORKPRO ソケットレンチセット ガレージツールセット 差込角6.35&9.5&12.7mm(1/4″3/8″&1/2″) 172点組 ラチェットレンチ 自動車修理 車メンテナンス 作業セット 工具 道具 専用収納ケース付属】
2017年創立のグレートスタージャパンの工具ブランド「WORKPRO」のセットです。なんと3種類の規格と、シャローソケットとディープソケット、ラチェットハンドルまで揃っています。ビットセットやプラグソケットまで入っているので、車の軽作業はこのセット1つで済むでしょう。自宅にとりあえず工具を揃えておきたい方にオススメです。
| 角数 | 6角 |
| 種類 | シャローソケット・ディープソケット |
| セット内容 | 1/4シャローソケット:4 、4.5、 5、 5.5 、6 、7、 8、 9 、10 、11、 12、 13、 14(mm) 1/4ディープソケット:4 、5、 6 、7 、8、 9 、10(mm) 3/8シャローソケット:10、 11、 12、 13 、14、 15、 16、 17、 18 、19(mm) 3/8ディープソケット:10、 11、 12、 13、 14 、15(mm) 1/2シャローソケット:10、 11、 12 、13、 14、 15 、16、 17、 18、 19、 20、 21、 22、 24、 27、 30、 32(mm) 1/2ディープソケット:16、 17、 18、 19、 22(mm) その他多数… |

まとめ
ソケットには規格や種類がたくさんありますが、特定のものを触るのであれば決まったソケットの角数・長さを使えばよいですが、プロの整備士など不特定のものを触るなら角数・長さの種類を持っていた方が効率が上がるでしょう。私は6角のソケットを使用しラチェットハンドルを使用することが多いです。またメインで使用するソケットは良質のものを使うようにしてます。ご自身のスタイルに合った工具を選んでみましょう。また、インパクトレンチを使用する場合は、通常のソケットではなくインパクトレンチ対応のソケットを使用しましょう。私自身はKTCやSnap-onのインパクトレンチ用ソケットを使用しています。


